『 さびしさは苦い薬 』

 

恋人が去ったあとに残るさびしさは、
ぬぐおうと思っても
なかなかぬぐい去れないものですね。。。

もう同じ話で笑いあうこともないんだろうな・・・
もう彼が私の名前を呼ぶこともないんだろうな・・・

同じ時間を生きることができないさびしさ、
伝えたい気持ちの10分の1ほども伝えられないさびしさ、

心の中を探せば無数に、ほんとうに無数に
・・・さびしさが散らばっているよね。

失恋の歌が流れてくると、
歌詞が心に突き刺さる。

街でみかけた彼の指には、
おそろいで買った指輪はもうとっくに
外されていて、
・・・なのに私は指輪をまだ外すことができずにいる・・・。

何だろう、このさびしさは!
心の中で叫ぶように、そう思った時期がありました。
そして私は、私の心の中に
「恋が復活することを期待している自分」を見つけました。

さびしいとき。
私はまだ、去っていった恋人に期待をしていました。
もしかしたら、また昔のように微笑みあうことができる日が
来るのかもしれない・・・
無意識のうちにそんな期待をしていたのです。。。
だから、いつまでも失恋の痛みが消えなかった。

さびしさに負けそうになるとき、
失恋の歌を聴き続けるとき、
心の中にまだ期待がありました。。。
だからずっと、ずっと心が痛かった。。。

失恋した後にはこんな時期が必ず訪れます。。。
あなたももしかすると、
そんな時期のまっただ中にいるかもしれない。

苦しみのまっただ中を切り抜けるには
去っていった恋人に期待をしないこと。
それしかありません。

さびしさに負けてはいけないよ。
さびしさに負けて
去っていった恋人を追いかけてはいけません。

あなたはこのつらい時期を乗り越えて
今よりもっと、強くなれるから。

人を愛して、心を知って、別 れと悲しみを知って、
今までよりもっと、しなやかに生きられるように
なるからね。。。

今はただ、
別れのあとのさまざまなさびしさを
あなたの力で乗り越えていかなくてはいけません。。。

苦しい時期だよね。。。
だけど、
1日1日、苦しくて、祈るように終わる日々が、
気がつけばいつかまた、普通の日常に変わっています。。。
そしていつかまた、人を愛し、愛される日々がやってきます。。。

だいじょうぶ、
人生はちゃんとそういうふうにできているものなんです。
苦しみは長くは続かない。私が約束してあげるよ。。。

みんな、みんな、
そんな苦しみを乗り越えて生きているんだよね。。。

あなたがこの苦しみを乗り越えたとき、
一度も失恋したことがない人って
ちょっとかわいそうだなと、思うかもしれない。

それだけ、あなたが人間として深みを増して、
大人になったということなんです。

失恋は・・・
このさびしさは・・・

私たちにとって
苦い薬なのかもしれないね。。。

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■きょうのことば■

過去を忘れ、心から怒りを消し去りなさい。
どんなに強い人間も、
そんな重荷に耐え続けることなどできないから。
〜 チェロキー・インディアンの格言 〜

もう忘れよう、もう思い出なんかそこに置いて、身軽になろう。
悲しみすぎて、苦しみすぎて、あなたはきっとへとへとだから。
荷物は全部置いていこう。新しい日々を送るのに、古い思い出は
もう必要ないのだから。。。もう、過去に執着するのをやめて
しまいなさい。そこからあなたの本物の人生が始まるのだから。。。
     
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■失恋のおくすり(Books)■

『恋愛はもう懲りたという人へ 』
三国ますみ&ダニエル・ミルズ著 VOICE

自分で出きる恋愛セラピーの本です。
出会ったころはドキドキしていたのに徐々に冷めていく恋愛の不思議。
再び恋愛で失敗しないために知っておきたい72章で構成されています。
『本当に愛していれば別れはあり得ない』という深い言葉。
もういちど新しい恋愛を探そうという気持ちになったら、
読んでみるのもいいかもしれません。

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2002.8.3


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