『失恋から抜け出して思うこと』



失恋の苦しみを抜けると、どんな感じでしょう。

長いトンネルをやっと抜けた私が、あなたに言えること、
3年間かかって、今、言えることは

ちょっと退屈な感じ、とでも言えばいいのでしょうか。。。

もう彼のことはすっかり「かつてはとても素敵だった恋人」として
思い出の中におさまり、
いたずらに心をひっかくこともなくなりました。

何かするたびに思い出していた彼の名前は
今はもう日常の生活にかき消され、
彼の顔も徐々に遠くに消えていきました。

痛みがすっかり消えてしまって、
ちょっと何かものたりない・・・
そんな贅沢な種類の「何もなさ」を感じているんですよ(笑)。

新しい恋人がいてもいい時期だとも思うけれど、
まだもう少しひとりでいたい、そんな感じです。。。

失恋してキツい頃は、
誰も愛すまいと決めていました。
二度と人を愛さない、信用なんかするものか。と
かたくなに心を閉ざしていました。
心のささくれた痛みを歌う音楽を聴き、痛々しい話ばかりを
読みあさっていました。
自分よりも不幸な話を受け止めて、自分の痛みはまだ
ましなのだと思うしかありませんでした。

でも、今、
その痛みは時間とともに消えてしまいました。
心は知らぬ間に癒えたのです。。。
人間ってたくましいと思います。。。
一度は死んだはずの私が、また新しい自分の道を歩きはじめています。。。

もう痛い歌も痛い小説も、心にはなじまなくなっています。
もういちど誰かを愛せたらいいなと思います。
愛したいと、思います。。。
そして、私は私の生き方でだいじょうぶだと、
自信をもって言えるようにもなりました。。。
この失恋のおかげで、
恋愛の「愛」だけではなく、自分を愛する「愛」、
人や動物を愛する「愛」を知りました。

そして、ハッと気づくと、あんなに苦しかった思い出も、
もはや懐かしい「思い出」に変わっていることに、
おどろきます。。。

時間は決して、決して止まらないのですね。。。
失恋に苦しんでいても、そこに踏みとどまれることはありません。
時間は流れ、秒刻みで私たちは心を修復しているのです。。。

多少時間はかかるかもしれません。。。
まだ立ち直れないのかと自分にいらだつこともあるでしょう。。。
だけど、失恋の痛みは決して永遠ではありません。
あなたは必死になって自分を修復しているのだから。。。
焦らずに、傷が癒えるのを待ってあげてください。。。

自分を愛すること、自分の面 倒をみることに夢中になっていれば、
苦しみの終りはあっけないほど唐突に訪れます。

そして、今の私のように、
あんなに苦しく切ない気持ちにもう一度、ちょっとだけなってみたいな・・・
なんてことを思う余裕も出てくるはずです(笑)。

今のあなたが、過去の私の姿であるように、
今の私は、
あなたの未来の姿だと思ってください。。。

だいじょうぶ、その苦しさはいっときです。
心を落ち着けて、ゆっくり言い聞かせてください。

あなたはだいじょうぶ、あなたはきっと苦しみから抜け出せると。
何度も何度も、おまじないのように言い聞かせてあげてください。

そのことばはきっと、あなたの心の中にしみこんで
あなたの勇気に変わるから。。。(∩_∩)

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■ 〜きょうのことば〜 ■

終わりというものはない。始まりというものもない。
人生には無限の情熱があるだけだ。
始まりと思うのも自分、もう終わりだと思うのも自分。
〜 フェデリコ・フェリーニ(映画監督)〜

恋なんかしない、人なんか愛さない、そんな風に思っていても、人を
愛さずにはいられなくなる日がきます。死んだように見えた心が、
また温かくなるのを感じる日がきます。あなたは、あなたが思っている
以上につよく、たくましくできています。。。あなたが思っている以上に
愛するようにできています。あなたはあなたが思っている以上に、いろ
いろな人に愛されているはず。。。笑顔を取りもどそう。
決してひとりではないからね。

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■失恋のおくすり(Books)■

『“ほんもの”の自分を見つける10のレッスン』ロンダ・ブリテン著
原題:FEARESS LIVING 祥伝社

今まで読んだ中でもっとも優れた本だと思いました。著者のロンダは
離婚した父親が母親を射殺した現場を目撃し『自分は愛する母親を
助けられなかった』という衝撃的なトラウマを抱えたまま、失恋、離婚
と大きな挫折を味わいます。その中でさまざまな『不安』を乗り越える
方法をさぐり、前向きに生きるためのプログラムを開発した人です。
挫折の本当の痛みを知っている人にしか書けない文章が、心にずっしりと
響きます。きっと、ロンダに手を差し伸べてもらっている気持ちになれ
るでしょう。そして不安や挫折を克服し、ほんものの自分の生き方を
見つける手がかりがきっと、この本で手に入るでしょう。
しっかりとした自分を探すために、大切に読み返したい一冊です。

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2001.12.27

 


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